2011年 01月 03日

正月休み最後の日

長男が小さいころから、絵本の読み聞かせをしていたので、
近所の図書館には割りとなじみが深く、ちょこちょこ足を運ぶ。

実は自分が浪人していた時代、毎日自習しに通っていた図書館でもある。
予備校にもいかずに問題集を繰り返し解いて志望校に合格。
あの時期だけは本当に真面目に集中していたなあ、と今でも思う。

年末に子供と行ったとき、珍しく自分用にと小説の棚を物色。
どうせなら今まで読んだこともない作家を選んでみようと思い、
目に付いた田口ランディの「モザイク」を借りてみた。
最初は面白かったのだが、後半失速して、ラストはもうついていけず。
ちょっと宗教がかった精神世界のような内容はどうも苦手だなあ。
舞台も渋谷だけだったから極めて狭かったし。

昔読んだ瀬名秀明の「パラサイト・イブ」も最後はオカルトで終わっていて少々白けたし、
谷甲州の「天空を越える旅人」も幻想世界に入り込みすぎて、しまったー、という感じ。
科学的根拠がないとのめりこめないサイエンティストの性なのか・・・?

もう一冊、清水辰夫の「約束の地」も借りてみた。
こちらはだいぶ前(10年以上前)に別の小説を読んだことがあって、
もう内容はまったく覚えていないけれど面白かった覚えたあったので、保険として。

これが大当たり。
昨晩から読み始めたのだが、気付いたら3時を過ぎていた。
なぜ面白いか考えるに、おそらく、時間的にも地理的にもスケールが大きいのだ。
第一次大戦から現代まで、オスマントルコから旧ユーゴに旧ソビエト、満州、日本・・・。
この小説のウラに膨大な情報収集があったに違いない、と思ってしまう。

まだ半分以上残っているので、これからの展開が楽しみなのだが、さて、明日から仕事だ・・・。

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by R_bridge | 2011-01-03 06:42


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