2006年 12月 27日

ドライで行こう

なんでも最近はモイスチャーヒーリングというものが推奨されているらしい。

擦り傷などを負ったときに傷口を乾燥させるのではなく、逆に湿度を保っておく。
黄色っぽい体液は出るにまかせ、敢えてじくじくの状態にしておく。
そうしたほうが治癒が早い?あるいは傷がきれいに治るらしい。




小さな頃から、転んで膝をすりむいたときには傷口をよく洗って、
オキシドールで消毒して、赤チンを付けて、ふーふー息を吹きかけて乾かしたものだ。
消毒液の代表格がマキロンに換わった今でもやっぱり
「乾燥」が善で「じくじく」が悪という認識はそのままなのである。

ここへ来て、「ドライヒーリングには科学的根拠が全くない」といわれても
そうだそうだ、と手のひらを返して、いきなり傷口にサランラップなんて巻けるものではない。
だいいち「じくじく」なんて気持ち悪い。

いいじゃないか、分厚い大きなカサブタをつくっても。
だんだん痒くなってきてまだ早いと思っていてもついつい端っこから剥いていき、
いったいどこで血が出るのか・・・というドキドキ感を味わっても。
(血を出さずに思いとどまったことはおそらくない)

まあこんなカサブタ愛好家が体勢を占める?日本では
モイスチャーヒーリングってのはそう簡単に浸透しないと思うな。


ところで擦り傷で思い出すのが、中学校でお世話になった体育の女の先生である。
大阪シニアの陸上大会(ハードルだったか?)でかなり上位の成績を納めるほどの
体力の持ち主で、背筋はいつもシャンとしていて性格もすぱっとしていて気持ちがいい。
口癖は「そらあもう、えらいこってっせ~!」 なんというかものすごく男前なのである。

ある日、とある生徒がサッカーで膝をすりむいてしまい、
「イッテ~」と顔をしかめているとその先生が一喝。

「そんなもん歯ブラシでごしごし洗ったらすーぐ治る!」

「ええっ!?」

なんとも強烈で聞くだけで痛そうな話なのだが、実は私はものすごく納得してしまったのだ。
そーだそーだ、その通りだ!まずは傷口に入り込んだ砂をかきだすのが先決で、
それさえしてしまえば、あとは自然にきれいに治ってしまうはずだ!・・・と。

目の前で閃光が!というとおおげさであるが、
14歳の私にはかなりのインパクトで心に焼き付いてしまったのである。

それからというもの、擦りむいてしまった時には私は必ず傷口をごしごし洗っている。
さすがにいつも歯ブラシを持ち歩いているわけではないので、
傷口を流水で洗いながら手で本当にごしごし洗うのだ。
よーく見ながら砂のつぶが着いていたら爪で引っかいてでも出す。
もし歯ブラシを持っていたら使うと思う。

確かに痛い。でも雑菌をいかに洗い落とすかは重要だ。
なので全く躊躇せずにかなり念入りに洗う。これがなかなかすっきりするのだ。

だんだん話の方向が見えなくなってきたので今日はここまで。

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by R_bridge | 2006-12-27 22:18


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